ステイタスシンボルはこれからもっと目には見えないものになって行く

シンガポールでのステイタスシンボルはお金で買える物、である事がまだ多いです。

http://shishimong.com/2017/09/08/subetehainstabaeninaru/
でもこのブログに書いているように、クレジットカード・車なんかは近い将来ステイタスシンボルとしては使えなくなるんじゃないかと思います。

車は運転手付きでなければ、Grabで充分。

Grabどころか自動運転のカーシェアが当たり前になって、子供が成人する頃には「お母さん車の運転なんてできるの⁈すごい！」と言われるんじゃないかと。車の運転が馬車を御せるくらい特殊な才能になってるかも。

シンガポールは国土が狭いので大きなものを所有しようとすると手間もお金もかかります。その手間が趣味として楽しめれば良いけど、苦労になってしまうと何のために生きているのか、と自分の持ち物に消耗される人生になってしまい本末転倒です。

私の父も別荘を買うよりも、慣れ親しんだホテルに泊まりたい派でした。
物を所有すれば一時的な顕示欲は満たされるかも知れないけれど、その後管理などに費やされる労力が価値に見合ったものかどうかはよく考える必要があります。