生活在新加坡

シンガポール在住。会社員です。日々思った事を綴ります。毎月1日+気が向いたら更新予定です。(最近は1、10、20日に更新しています)

シンガポール嫌い、なのに住んでいる外国人に思う事

シンガポールに住んでいる外国人と話していると、シンガポールが好きな人と嫌いな人に出会います。

 

シンガポールが好きな人は、気候が好き、人が好き、食べ物が好き、雰囲気が好き、東南アジアに旅行しやすいところが好き、子育てしやすい。そんな感じでしょうか。


ローカル夫がいるので、シンガポールが好きという人に会うと嬉しくなります。

 

一方シンガポールが嫌いという人は、食事が嫌い、人の対応が雑、住環境が汚い、暑いのが嫌い、いい加減なところが嫌などなど。

合わない人はどう頑張っても合わないのでしょうがないかなぁと思います。

 

暑いのはしょうがないけれど、人や環境についてはその人の生活レベルによるので、それはお互い様なんじゃないかなぁと思ったり、外国人は賃貸の住宅に住む事が多いので水漏れなどのトラブルに見舞われ易いから、自分の家を買ってメンテナンスしながら住んでいる住人より苦労が多いんだろうなぁと思ったりします。

 

人に関しては、私の知る限りではシンガポリアンの男性の多くは紳士的、女性はパワフルで話が面白く、男女問わず子供好きで他人の子にもとても親切にしてくれる、そんな印象です。シンガポール以外の国で教育を向けた人も多いので、異文化への理解が深いようにも感じます。そして好奇心旺盛で、最近の流行り物について詳しい人が多いです。
学校教育で音楽や美術などが無いせいか、芸術的なものに関心を持つ人は数少ない気がします。

 

シンガポールの人が嫌いという人の多くは、タクシーの運転手さんやお店の売り子さんの態度について不満があるようなので、その人の生活圏がそうだから仕方ない部分もあるんじゃないかと思います。

 

私にとってはシンガポールは母国と同じくらい住みやすく安全な国だと感じます。小さい例えですが、ロンドンで貧乏学生をしていた時、地下鉄のオイスターカードをトップアップする時に、券売機にお金を入れると吸い込まれるだけで消えていく事がしばしば。ロンドンでは人のいる窓口でトップアップすべし、みたいに思ってましたが、シンガポールはそんなトラブルはほとんどありません。

 

家やエアコンの修理業者が時間通り来ない問題は、ロンドンでも同じでした。午前が午後になったり、数日来なくて連絡も無く、冬に何日も冷たいシャワーという事もありました。

 

シンガポールの我が家ではどうやっているかというと、業者に頼んでやってもらう時に、いろいろな会社に頼んで一番カッチリやってくれた人の連絡先を聞き、次回からはその"人"に頼む。転職してもその信頼できる人とだけ連絡を取る。そういう風にしています。会社の人材教育は日本ほどしっかりしてないし、転職も多いので、良い職人さんに会ったら個人的なつながりをキープしておくのがよりストレスなく暮らすコツです。