ぼっち飯
ぼっち飯という言葉があります。聞くようになったのはここ数年の事でしょうか。
私は田舎で育って、幼稚園から高校まで幼馴染と一緒に過ごして来たと言いましたが、学校が上がるほど人の数が増えるので、高校までには幼馴染以外の人たちとも交わるような環境ではありました。
学年が上がるたびにクラス替えでシャッフルされて、その度に仲良しグループが形成されていたんでしょうが、振り返ってみると、一度も女子の決まったグループに所属していた記憶がありません。友達はいない訳ではないしむしろ誰とでもうまくやっていける方だけど、固定グループに所属していたような記憶がないんです。
部活の友達やクラスの友達、出席番号が近いだけの友達、理系選択の友達。いろんなグループをその時その時で渡り歩いていて渡り鳥のように過ごしていた。そしてそれが苦痛でもなんでもなかった。
一人で自由にしていたいという気持ちが強かったんでしょうか。大学生の時は、一人で学食でごはん食べるのはむしろかっこいいくらいに思っていましたし、映画も旅行も買い物も一人で行くのが好きでした。
だからぼっち飯ってなんだと思うし、悩んでトイレで食べるっていうのが不思議。同じ一人でも一人でいる事で嫌がらせを受けているイジメの問題なのかなぁと想像したりもします。
ぼっち飯で悩んでいる人は一人でいるのがいけてるかっこいいと思い込んでみたらどうでしょう?自分さえハッピーだったら他人とのしがらみもなく、精神衛生には良いんじゃないかと思います。そう思えないところに問題があるのか。分かりませんが。
何にしても、ぼっち飯でもグループ飯でも自分も他人も気にしない。そういう風になって欲しいです。