『プライベートバンカー』
シンガポールで話題になっていた「プライベートバンカー」の本をようやく読みました。
数億円の資産でシンガポールに相続税回避目的で移住して、目的もなく生きている人というのがいるというのが信じられませんでした。
お金のためとは言え、そんな風に時間を無駄に過ごすのは割に合わないと思いました。
相続も大事かもしれないけど、自分の人生をいかに楽しく過ごすかって一番大切な事だと私は思います。
もちろん面白可笑しく暮らしている人は本にならないので、あえて不幸そうな人を選んで書いているのかも知れませんが。
本当にお金とは何か、人生とは何か考えさせられますよね。
本の中にも書いてあった保険の話。15億円で買って死亡時に100億円受け取り。税金で50億引かれても50億残り、元手5億で銀行から10億借り、ローンを差し引きしても35億手元に残る(数字が記憶の中からなんで正確じゃないかもしれません)みたいな話、実際シンガポールで良くある話です。
効率的な相続でお金を増やす方法。自分の代で遊んでいるお金があればそのような保険もいいかもしれません。
若くして入るほど低額で高いリターンが期待出来ます。
金持ち父さんの言うところの、稼ぐ能力のあるうちに銀行からお金を借りまくってリターンの多いものに投資するという原理そのもの。
大金を一箇所に集め長期投資するとどうしてそんなに増えるのか。ブラックボックスのようで不気味ではあります。