おもてなしのいろいろ
40歳を過ぎてくると、友達の生活レベル、食や旅行の趣向にかなり幅が出てきます。高級路線に突き進んでいる人から庶民派な人まで。
ちょっとお茶でもと思っても、高級路線の友達は最低でもホテルのラウンジ。食事となると、3ヶ月前に連絡して星付きorグルメな人に評判の店をリストアップして予約。数日前にご飯でも行こうよなんて行った日には、完全に非常識者扱い。わざわざ会う時間を取るのに割に合わないと行きたくないという気持ちも分かりますが、会うハードルも上がります。
一方人気のホーカーで安くて美味しい物食べて大満足って人もいる。ホテルは安くて結構。旅の過程、地元の食事、人との交流を純粋に楽しみたいという学生のようなマインドがずっと変わらない友達もいます。
自分はどちら側にも合わせられると思うけど、20代でバックパッカーやってたような旅の楽しみ方またやりたいとは思わないし、もう出来ないかなぁと思う。
高級レストランに誘われようと、評判のホーカーに行こうと、スタバで待ち合わせだろうと場の設定はあまり気にならない。それよりは誰に会うのかの方が大事。その人に会う事で殆どの舞台設定の期待値とのギャップはチャラになると思うから。そして自分の知らない世界に誘ってくれる友達はとても大事にしたいと思う。
ハイソでこだわりの多い友人をもてなすのは難しいけど学ぶ事も多い。何事にもリサーチが大事と心に刻み直す事しばしば。以前は誰に対してもいかに無造作におもてなししてたかと思うとぞっとする。けど若かったから許されてたんだろうなぁ。